国松石材 お墓と仏事のこと

国松石材 仏事の知識

お葬式後、どんな仏事があるの?

国松石材 お墓の知識

お墓の歴史や構造についてのまめ知識

国松石材 お墓のQ&A

生前にお墓を建ててもいい?お墓の引っ越しってどうするの?etc

お墓の知識

● 公営墓地

● 民営墓地

● 墓地選びのポイントは?

● 立地

● 環境

● 管理の状況

● 使用者の権利義務

● 宗旨・宗派について

● 法的なきまりはありません

● 故人を偲ぶシンボルです

● 見積書をチェック

● 開眼供養

お墓と墓地の歴史

葬儀の翌日から、故人と関係の深かった方から順番に

日本には古く縄文の時代から死者を埋葬する習慣があり、弥生時代には甕棺・木棺・石棺などに納め、埋葬されるようになりました。

さらに、古墳時代には、仁徳天皇陵に代表されるような、権力者の巨大な古墳が造られるようになっています。


七世紀の大化の改新では「薄葬令」とよばれる詔が出されています。この詔は葬儀や墓について、細かく身分ごとに定めたものです。


その後は鎌倉時代から室町時代にかけて、位牌と戒名が中国から伝わりました。

その影響からか、位牌型の板牌や今日の墓石に近い角柱型のものもつくられるようになりました。

 

江戸時代になると人々はいずれかの寺の檀家として登録させられるようになりました。

いわゆる壇家制度の始まりです。

先祖に対する供養や葬儀、墓など仏事が生活の中に定着し、庶民の仏教に対する信仰が確立したのはこの檀家制度に負うところが大きいのです。

 

明治に入ると公園型の墓地が設けられるようになり、その後は次々に公園型の墓地がつくられるようになりました。


戦後の昭和二十三年にお墓に関する法律である「墓地埋葬等に関する法律」(墓埋法)が施行されます。民間が運営する霊園が開設されたのは、それから四年経った昭和二十七年のことです。


今日、人工の増加、核家族化など墓地のニーズを大きく増やしています。

人工の多い首都圏などでは墓地不足も叫ばれるようになり、このような事態に対処すべく、屋内墓所や壁墓地、あるいは納骨堂といった新たなお墓の形態も見受けられるようになりました。


特に目立つ近年の傾向としては、生前のお墓を建てる、いわゆる「寿綾」という形態が増えています。将来に備えて、未来の家族の住みかを確保するという意味合いもありますが、気に入った環境、立地、そして墓地のデザインが得られることが「寿綾」が増える大きな理由といえるでしょう。

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さまざまな墓地の形態

公営墓地と民営墓地

墓地は、その経営の主体によって大きく公営墓地と民営墓地に分かれます。民営墓地については、さらにいくつかの形態にわけることができます。

 

◆公営墓地

地方公共団体が経営している墓地を指します。その性格上、宗旨が問われないことや、管理の体制がしっかりしていること、また永代使用料や管理料が安価であることなどから、人気があります。しかしながら、公営墓地は提供される数に対して希望者が多く、入手に際しては抽選などがある場合も多いようです。したがって、入手が困難というケースがあちこちで見受けられます。また、すでにご遺骨があるか、など申込みに際してもさまざまな制限があるようです。

◆民営墓地

民営墓地は、宗教法人や公益法人などが管理運営する墓地です。以前は、自らの所有地につくる個人墓地や地域住民が共同で利用するためにできた共同墓地などもつくられていましたが、近年、新たに設置された民営墓地は宗教法人や公益法人が運営するものがほとんどです。

※宗教法人の運営する墓地

宗教法人(主に寺院)の運営管理する墓地は、寺院が壇家のために主に境内地に設けられたものと、宗旨、宗派に特に制限を設けずに広く使用者を募集するのもがあります。民営霊園の多くは後者のタイプで、立地や環境もさまざまで数も多く、利用しやすい霊園を選べるなどのメリットがあります。また、どのようなお墓を建てるかも自由がきく、というケースも多いようです。ただし、民営霊園であってもさまざまな制約が課せられてる場合や、境内地の墓地でも宗旨・宗派の制限がない場合も中にはあるようです。墓地を決める前によく確認をする必要があるでしょう。

 

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購入にあたっての注意点

はじめに、墓地には寺院墓地や民営霊園、公営墓地など、その形態によって違いがありますので、どのような墓地を選ぶのかを決める必要があります。墓地の使用に際しては、さまざまな条件が付けられている場合もあります。例えば公営墓地では、ご遺骨がすでになくてはならない、あるいは寺院墓地にあっては、その寺院の檀家になることを条件とする、などがよくあるケースです。これらの点を十分に調べておきましょう。

墓地選びのポイントは?

墓地を選ぶ際に重要なのは、その立地や環境、さらには管理の状況、そして使用者の権利や義務などがあげられるでしょう。

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立地

例えば、ご自宅からの距離が遠すぎるなど、お詣りに出かけるのに不便な墓地は望ましいとは言えません。墓地までの所要時間や、交通の便は大切なポイントです。また、急な傾斜地に建てられている、駐車場から墓地までの距離が遠い、など墓地に適していない立地かどうかも確認する必要があります。

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環境

周囲の環境も大切でしょう。日当たりが悪くジメジメした場所でないか、騒音が激しくないか、なども要チェックです。

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管理の状況

墓地内の管理も大切なチェックポイントです。駐車場や休憩所、水汲み場やトイレなどの施設は適切に確保されているか、緑地や園内の道路などの整備がきっちりなされているかなどが重要でしょう。

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使用者の権利義務

1.宗旨・宗派の制限はどうなっているか
2.区画がきっちり明示されているか
3.管理費はどうなっているか
 など確認しておきましょう。

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宗旨・宗派について

宗旨や宗派についての対応はさまざまです。宗旨・宗派一切不問であれば、購入後もどんな宗教に属しても構わないということになります。いっぽう、宗派不問ということであれば、伝統的な仏教であればオーケーと解釈したほうが良いでしょう。これに対して、過去の宗派は不問ということであれば、購入後にはその墓地を経営する宗教法人(寺院)の檀家になることが条件だと解釈するべきでしょう。そのような場合は、壇家として寺院を支えていくことが必要になり、寺院の行事への参加や、お布施などのつきあいも必要になってきます。また、後々の法要などでもその寺院にお願いすることになるわけですから、住職の人柄もよく考えてお墓の購入を決める必要があります。

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お墓の基本構造

法的な決まりはありません

お墓の構造には法的な決まりがあるわけではありませんが、基本的には、遺骨を納める納骨室(カロート、納骨棺ともいいます)、墓所を囲む外柵(巻石・境界石)、それにお墓の中心である石碑の三つを中心として構成されています。
外柵が基本構成のひとつになっているのは、自分のお墓の使用権の範囲・境界を明確にする重要なものであるからです。カロートはふだんは外からは見えませんが、ご遺骨を納めるところですから、一番大切な部分ともいえます。
この他に花立てや香炉、水鉢、墓誌、塔婆立て、つくばい、灯籠といった付属品、さらには植木などによって、ご供養の場であるお墓は形づくられています。

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故人を偲ぶシンボルなのです。

墓石に刻む文字は一般的に、和型墓石では「○○家之墓」、洋型墓石では「○○家」とすることが多いようです。書体は楷書体、隷書体、行書体、草書体、ゴシックなどがありますが、分かりやすいということで楷書体が一般的なようです。
お墓に向かって手を合わせる時、誰もが遠い祖先からの魂の流れや声のようなものを感じます。墓石とは故人を偲ぶシンボルであると同時に、故人と生きている私たちとが向き合い、心を通い合わす精神的なよりどころなのです。

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墓石の産地と種類

風化に強い石材を選ぶことが最も大切です。

墓石に刻む文字は一般的に、和型墓石では「○○家之墓」、洋型墓石では「○○家」とすることが多いようです。書体は楷書体、隷書体、行書体、草書体、ゴシックなどがありますが、分かりやすいということで楷書体が一般的なようです。
お墓に向かって手を合わせる時、誰もが遠い祖先からの魂の流れや声のようなものを感じます。墓石とは故人を偲ぶシンボルであると同時に、故人と生きている私たちとが向き合い、心を通い合わす精神的なよりどころなのです。

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お墓の購入後は…

見積書のチェックをしましょう

お墓を購入しますと、石材店に工事を注文することになります。石材店は予算や希望を聞いた上で見積書をつくります。見積書では次のような点をチェックしておくことが大切です。

 

●石材の種類・墓石の形・加工方法、墓石に刻む文字の見本、
 付属品の確認、そして完成図をもらうことを忘れずに
●代金の支払い方法、支払い時期の確認
●完成日(引き渡し日)の確認、アフターサービスの確認
注文と間違いがなかったら正式契約となり、工事が始まります。基礎工事(カロートの部分です)、外柵工事、石碑建立、完成・検品、引き渡しという順で工事は進みます。

開眼供養を行い墓石に魂を入れます。

お墓が完成しますと、まず最初に開眼供養を行います。開眼供養とは墓石に魂を入れる仏教の儀式です。この儀式によって初めてお墓となり、供養の対象になります。寺院の墓地の場合は住職の指示にしたがって本堂での読経・焼香、その後にお墓を清掃してお供物をし再び読経、そして納骨します。民営墓地でも管理事務所に事前に相談しておけば、希望の宗派で法要を受けることができます。開眼供養の準備等でわからない点は私どもにご相談ください。

ほったらかしは劣化を進行させます
ある調査によると、お墓参りに要する時間は平均で三十分ほどだということです。また一年にお墓参りをする回数も年々減ってきている、という調査もあります。お墓をほったらかしにすることは、単にお墓が汚れるということだけではありません。墓石や外柵などについた苔やほこりは、お墓全体を急速に劣化させる原因になります。お盆やお彼岸、命日など以外にもできるだけ時間をつくり、ご先祖や故人をご供養するとともに、こまめに掃除することが大切です。

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お墓の用語集

 

入壇

檀家になることをいいます。

檀家

その寺に属して、寺の維持を助ける信者の家のことです。

永代供養墓

代々続いているお墓に永代管理・供養をお願いするのではなく、初めから永代管理・供養を行うことを約束して販売されるお墓のことです。購入時に永代使用料を納入します。

永代使用権

よく「お墓を買う」という言い方をしますが、お墓を購入するということは、正確には「永代使用権」を取得するということなのです。宅地分譲のように土地そのものの売買ではなく、永代にわたっての権利として墓地の使用権が認められるということなのです。一般的に使用権は子々孫々まで受け継がれてゆくことになります。

カロート

納骨室(棺)のことです。地上式と地下式があり、以前はカロート内の土の上に遺骨をそのまま置きましたが、最近は骨壷のまま納骨することが多くなっています。底つきカロートが多いのはそのためです。

寿綾

生前に建てるお墓を「寿綾」、あるいは「寿墓」、「逆修墓」ともいいます。最近はこうした生前墓を用意する人たちが増えています。

埋葬・埋蔵・収蔵

埋葬とは死体を土中に葬ること、埋蔵は焼骨を墳墓に納めること、収蔵とは焼骨を納骨堂に納めることをいいます。

改葬

埋葬した死体、収蔵・埋蔵した焼骨を他の墳墓や納骨堂に移すことです。いわばお墓のお引っ越しです。市区町村長の許可が必要です。

承継

墓地を受け継ぐ場合は、継承とはいわず承継といいます。

無縁墓

お墓を守る人の絶えた墓地のことです。

卒塔婆

お釈迦様の遺骨(舎利)を納めた仏舎利塔を梵語(サンスクリット語)でストユーパといいますが、卒塔婆はその梵語に漢字を当てはめたものです。ストユーパを建築様式に移したものが五重塔で、板の形にしたのが卒塔婆です。塔婆を立てることは仏教に帰依するという意味があります。

限付き墓地

使用期限を設けたお墓です。期限がきたのに承継者がいないと、合葬墓に移されます。再契約も可能です。期限付き墓地は、墓地の再利用することで墓地不足を解消しようというのがねらいのひとつになっています。

墓埋法

昭和二十三年に制定された「墓地埋葬等に関する法律」のことです。お墓に関する基本的な法律です。平成十一年に施行規則が大幅に改正されました。